ティラワ埠頭に大型船の接岸が許可へ

 ティラワ経済特区に隣接するティラワ埠頭に12月1日から大型船の接岸が許可されることがわかった。ミャンマー港湾当局が発表したもので、MYANMAR TIMESが伝えた。

 発表によると、ティラワ埠頭には喫水9メートル以下の船しか入港できなかったが、12月1日から喫水10メートル、排水量2万トンまで許可される。ヤンゴン市内ヤンゴン川沿いの埠頭はこれまでと同様で喫水9メートル以下、排水量1万5千トンまでの船のみ接岸が許可される。ヤンゴン川の浚渫工事が行われ、流域の水深が深くなったことにより規制が緩和されたという。

 ティラワやヤンゴン市内の埠頭に接岸する外国貨物船の多くは、ヤンゴン川沖で停泊し積み荷を降ろす作業を行ったり、満潮になるまで待機することなどにより停泊時間が長くなっている。今回の規制緩和で輸出入の促進や物流の円滑化が期待されている。