ミャンマーの公務員向け自動車輸入パーミット、まもなく許可へ

 公務員向けの自動車輸入パーミットの詳細がまもなく発表されることがわかった。経済・貿易省のタン・ミィン大臣が自身のFacebookで発表したものをMYANMAR TIMESが伝えた。

 タン・ミィン大臣は「副局長以下の公務員を含め、条件に合致する公務員すべてが車を輸入できるようにする。まもなく詳細を発表する。関税などの税額については各省庁から発表する」とコメントした。

 公務員向けの車輸入パーミットに関して、次官、総局長クラスはCIF価格で5千万Ksまで、総副局長、局長クラスは3千万Ksまでの外国製の車を輸入できる権利を与え、副局長以下で定年まで3年以下の公務員は3千万KsまでのSKD方式による国内生産の車を購入できるとしていたが、国内生産の車ではメリットがないとして再検討を求める意見が多く寄せられたため、局長以下にも外国製の車を輸入する権利が与えられる見込みとなっている。実現すれば、中古車市場に与える影響が非常に大きいため、中古車売買の関係者が反対している。