中国・吉利汽車(ジーリー)がミャンマーに進出

 中国の自動車生産大手の吉利汽車(ジーリー、Geely)がミャンマーに進出することがわかった。ミャンマー側の代理店となるプレミア・オートモーティブ・リミテッド(PAL)が発表したもの。MYANMAR TIMESが伝えた。

 発表によると、吉利汽車はPALと共同でヤンゴンとマンダレー市内に新車販売ショールームを開設し、ミャンマー国民向けに中国製の新車を販売するという。

 吉利汽車は1986年に冷蔵庫の製造会社として創設、1997年から自動車生産を開始した。マレーシアプロトンの49.9%、ロータス・カーズの51%、ダイムラーの9.69%、ボルボの8.2%の株式を所有している。PALは、ミャンマーの地場のキャピタル・ダイヤモンド・スター・グループ傘下の企業で、中国の中国第一汽車集団(FAW)の商用車を販売している。