ミャンマー中小企業の経営状態が最悪レベルに

 ミャンマー国内のの中小企業が、新型コロナウイルスの影響により経営状態が最悪レベルに達していることがわかった。中小企業事業者協会(ヤンゴン支局)が発表したもの。MYANMAR TIMESが伝えた。

 同協会のミン・トゥー事務局長は「コロナの第1波、第2波に直撃され、ミャンマーの中小企業は軒並み大きな打撃を受け、すでに最悪レベルに達している。首の皮がつながるかどうかは政府の支援にかかっている。支援がなければ廃業する企業が増えるだろう」とコメントした。

 同協会によると、もっとも打撃を受けている分野は、縫製業、ホテル、観光業と中小の製造業で、政府はコロナ対策基金を設立し、打撃を受けている企業に対して年利1%、返済期間1年の融資を実施している。