ミャンマー政府、2020年度のインフレ率を7.92%と予測

 ミャンマー政府が、2020年度(2020年10月1日から2021年9月30日まで)の年間インフレ率を7.92%と予測していることがわかった。2020年度予算に関する資料により明らかになったもの。7Day Dailyが11月4日に伝えた。

 資料によると、2019年度の年間インフレ率は6.50%だったが、2020年度はこれより1.42%増加すると予測している。2020年予算によると、歳出は34兆6千億Ks(およそ2兆8,200億円)で、前年度より2兆3千億Ks(およそ1876億円)増加している。

 経済専門家のゾー・ペー・ウイン氏は「政府は新型コロナウイルスの対策のために大量の資金を市場に供給するつもりのようだ。当然インフレ率は上がるので、政府はその点を考えて予測値を上げたのだろう」とコメントした。