香港企業がミャンマーへの投資に積極的、投資・対外経済相

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的な経済の落ち込みにもかかわらず、香港企業がミャンマーへの投資に積極的であることがわかった。投資・対外経済関係省のタウン・トゥン大臣が10月20日に開催された香港・ミャンマー投資セミナーで発表したもの。MYANMAR TIMESが伝えた。

 同大臣は「香港企業は、エネルギー、不動産開発、製造業、サービス業の分野に投資することに意欲的だ。ミャンマー政府から投資に関する標準的な手続き方法(Standard Operating Procedure)をまもなく発表する予定なので、投資環境がさらに整うだろう」とコメントした。

 投資・対外経済関係省の発表によると、2019年度の外国投資総額は56億8,900万米ドル(前年比11億6,900万米ドル増)で、香港は14億米ドルだった。1988年度から2019年度までの香港の累積投資額は97億米ドルとなっている。