統一民主党の党首に中国から270億Ksの不正送金

 2020年総選挙に参戦する予定だった統一民主党(通称バラ党)の党首に対し、中国から270億Ksの不正送金があったことが発覚した。大統領府のゾー・テー報道官が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、統一民主党のチョー・ミィン党首は脱走罪(刑法224条)により逮捕され、党も連邦選挙管理委員会から命令を受けて解散した。ミャンマー警察による捜査で、同氏は410億Ks相当の資産を所有し、中国から270億Ksの不正送金を受けていたことが発覚したため、資産と現金すべてが裁判所により没収されたという。また、ヤンゴン市郊外のパンライン住宅、モービー、マンダレー、ピンウールインに所有している土地、建物などもすべて没収された。

 解散した統一民主党の支持者らは、旧与党・連邦団結発展党(USDP)に鞍替えしたとみられている。