ミャンマー最大の工業団地周辺の労働者寮、家賃が減額に

 ミャンマー最大の工業団地であるヤンゴン市郊外のラインターヤー工業団地周辺において、労働者寮の家賃が減額されていることがわかった。ヤンゴン管区議会、ラインターヤー郡区選出のミャッ・ミン・トゥー議員が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 ミャッ・ミン・トゥー議員は「新型コロナウイルスの感染拡大により収入が少なくなっている労働者のために、政府(労働・入国管理・人口統計局)が家賃の減額を大家に要請しており、ラインターヤー工業団地周辺にある寮のほとんどで家賃が半額に減額されている。10月分の家賃の支払いを猶予する大家もいる」とコメントした。

 ラインターヤー工業団地を含めヤンゴン管区内のすべての工場は、COVID-19対策国家中央委員会の承認が無い限り10月21日まで休業となっていた。