ミャンマー国民に保険の概念が普及、保険料の伸びが顕著

 ミャンマー国民の間で保険の概念が普及し、民間保険会社に支払う保険料の伸びが顕著となっていることがわかった。計画・財務・工業省、金融取引監視委員会の統計によりわかったもの。MYANMAR TIMESが伝えた。

 統計によると、2015年度から2018年度にかけて民間保険会社に支払われた保険料の総額は、2015年度:367億7,700万Ks、2016年度:496億7,100万Ks、2017年度:792億700万Ks、2018年度:1,181億7,600万Ksと急激な勢いで伸び続けている。

 AYA保険会社のミョー・ミン・トゥー社長は「最近の傾向として、新型コロナウイルスの感染拡大により健康上の不安を感じたり、治安悪化により工場や倉庫、車などの財産の維持に不安を感じる人が増えている。そのため、保険に関する問い合わせが非常に多くなっている」とコメントした。