NLD政権4年半で外国投資247億米ドル流入

 国民民主連盟(NLD)政権の4年半の期間において、外国投資が247億米ドル(約2.6兆円)流入したことがわかった。投資・対外経済関係省が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、NLD政権が誕生した2016年4月1日から2020年8月末までの約4年半で1,000件以上の外国投資が許可され、投資額は247億米ドルに達したという。テイン・セイン政権の5年間(2011年4月1日から2016年3月31日まで)の外国投資額は、270億米ドルだった。

 テイン・セイン政権時代では主に地下資源開発や石油・天然ガス開発の分野に外国投資が入ったが、NLD政権ではこれらの分野の投資は許可されなかった。NLD政権でもっとも多かったのは運輸・通信分野で61億米ドル、次いで製造業:59億米ドル、不動産開発:34億米ドルで、ティラワ経済特区には13.6億米ドルの外国投資が入った。また、国別ではシンガポールが106億米ドル、中国が64億米ドルとなっている。