来年度の農産物、水産物の輸出は引き続き好調の見込み

 新型コロナウイルスの感染拡大によりミャンマー経済は落ち込んでいるが、来年度の農産物や水産物の輸出は今年度に引き続き好調が続く見込みであることがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 経済・貿易省のキン・マウン・ルイン報道官の発表によると、今年度11か月の米輸出高は250万トン、輸出額は7億6千万米ドルに達し、トウモロコシも輸出高が250万トンを記録し過去最大となっている。中国やインドなどで天候不順や洪水の発生により農産物の生産が落ち込んでいるため、来年度はさらにミャンマーにとって追い風となるという。

 一方、水産物の輸出も今年度は輸出高が64万トン、輸出額が8億米ドルに達しており、ミャンマー産の水産物の需要が高まっているため、来年度も好調を維持すると見込まれている。