NLD政権、5年間で対外債務を130億米ドル返済する見込み

 国民民主連盟(NLD)政権は、5年間で対外債務130億米ドルが返済される見込みであることがわかった。計画・財務・工業省が発表したもので、7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、2016年4月1日から2021年3月31日までの5年間で対外債務130億米ドルが返済できる目処がたったという。テイン・セイン前政権時代の5年間で返済した対外債務は110億米ドルだった。

 一方、借款など海外からの借入はテイン・セイン政権時代に52億米ドルだったのに対し、NLD政権は73億米ドルと増加している。国内税収はテイン・セイン政権時代が22兆Ks、NLD政権が43兆Ksで、2倍近くに増加している。ミャンマー政府は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国民の収入減を補完するため、これまでに1兆9,890億Ksの給付金を支給している。