車両燃料用のLPG販売ライセンスを許可

 車両燃料用のLPG(液化プロパンガス)の販売ライセンスが新たに許可されることがわかった。ミャンマー石油・化学公社が9月14日に発表したもの。7Day Daily伝えた。

 これによると、新たに許可されるライセンスは車両燃料用LPG流通・販売業(Automotive LPG Station)ライセンスで、個人、会社組織のいずれも申請できる。申請にあたり、十分な土地と貯蔵施設の確保、建設デザインを提出する必要がある。

 ミャンマー政府は2016年に家庭用燃料として、2018年には車両用燃料としてLPGの流通・販売を許可したが、車両用燃料としてのライセンスを交付するのは初めてのこと。LPGはガソリンよりも安く、天然ガス(CNG)よりも貯蔵スペースが節約できることから、電力需要の低減、木材資源の保護にも有効であるとみられている。