ミャンマー北西部チン州に日産1万トンのセメント工場を建設へ

 ミャンマー北西部チン州に、日産1万トンのセメント工場を建設する計画があることがわかった。チン州政府、計画・財務担当のウィコー大臣が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 これによると、同事業の入札で落札したのは地場のBrick Mountain Industrialで、第1段階として日産5千トン、第2段階として日産1万トンに生産能力を引き上げるという。

 工場はチン州、マグェー管区、ザガイン管区の境に位置し、周辺から石灰石などの原料を調達できる。生産されたセメントは国内だけでなく海外へ輸出することも視野に入れている。ヘンリー・バンティーユ副大統領が現地を視察しており、開発が遅れているチン州の発展のため、連邦政府としても最重要プロジェクトとして位置づけている。