ミャンマー産ハチミツをEUに輸出へ

 ミャンマー産のハチミツが、まもなく欧州連合(EU)へ輸出されることがわかった。ミャンマー養蜂業協会のアウン・カイン・トゥエー会長が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 同会長は「EU側からミャンマー産ハチミツの輸入を承認するという連絡があった。我々にとって大きな市場を獲得することになる」とコメントした。農業・畜産・灌漑省およびミャンマー養蜂業協会は、2016年から欧州向け輸出の実現に向け努力を重ねてきた。

 ミャンマー産のハチミツは年間6,500トン生産され、2,500~3,000トンが輸出されている。日本向けの輸出量がもっとも多いという。ハチミツの生産地はヤンゴン、マンダレー、ザガイン、マグェーの各管区、ネピドー連邦領、シャン州などで、生産農家は900軒、2,000人の雇用を生み出している。輸出価格は1トンあたり1,700~1,900トン。