物流大手のEFR、エーヤワディ国際港建設に合弁会社を設立

 ヤンゴン証券市場に上場している物流大手エバー・フロー・リバー(Ever Flow River=EFR)は、エーヤワディ国際港を建設するために地場財閥のエーヤーヒンターと合弁会社を設立したことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 EFRの発表によると、合弁会社の名称は「Aロジスティクス」で、EFRの子会社であるユニソン・チョイス・サービシズ(Unison Choice Services)が60%、エーヤーヒンターが40%を出資する。エーヤワディ国際港の正式名称はエーヤワディ・インターナショナル・インダストリアル・ポート(AIIP)で、パテイン市の郊外に位置する6,700エーカーの土地で開発される。完成後は主に農産物の輸出拠点となり、エーヤワディ管区の発展に大きく寄与されることが期待されている。この開発計画は、エーヤーヒンターが事業権を獲得している。

 EFRはミャンマー全国をカバーする総合物流会社で、傘下には政府プロジェクト実施企業2社など7社が属している。ヤンゴン証券市場には、EFRの他にファースト・ミャンマー・インベストメント(FMI)、ミャンマー・ティラワSEZ・ホールディングス(MTSH)、ミャンマー・シチズン銀行(MCB)、ファースト・プライベート銀行(FPB)、TMHテレコムの5社が上場している。