自動車の輸入関税が引き下げ、コロナ景気浮揚政策の一環

 ミャンマー政府、経済・貿易省は、完成車およびSKD用部品の輸入関税を8月1日から引き下げた。7Day Dailyが伝えたもので、新型コロナウイルス感染拡大による経済の落ち込みから景気を浮揚させるのが目的とみられる。

 発表によると、完成車で排気量が2000cc以下のものは関税が30%から20%に、2000ccを超えるものは40%から30%に、SKD用部品は2000cc以下のものは10%から0%に、2000ccを超えるものは20%から5%にそれぞれ引き下げられた。

 今回の措置により、1500ccクラスの外国製新車の小売価格は200万~500万Ks安くなると期待されている。なお、自動車購入に伴う特別物品税、商業税、所得税、陸運局登録料などは据え置かれる。