ヤンゴン西部ニュータウン開発計画に日本の参画を期待

 ヤンゴン市郊外で計画されているヤンゴン西部ニュータウン開発計画について、アウン・サン・スー・チー国家顧問が日本にも参画してほしいと呼びかけたことがわかった。7月29日に行われた日本・ミャンマー投資フォーラムで発言したものを7Day Dailyが伝えた。

 今回の入札では金額と内容面で最初の提案を上回る条件を提示した企業に事業権を与える「スイス・チャレンジ方式」が採用される。事前調査や都市開発デザインの設計を担当したが、落札できなかった企業には事前調査やデザインにかかった費用が最終落札者から支払われる。
 アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は「ヤンゴン西部ニュータウン開発計画はスイス・チャレンジ方式により実施される。現在、中国が事業権を獲得しているが、9月に予定されている入札では透明性を確保した上で公正な競争となる。日本の投資家が参画してくれることを望んでいる」とコメントした。

 ヤンゴン西部ニュータウン開発計画は、ヤンゴン管区政府が出資するニュー・ヤンゴン・デベロップメント・カンパニー(NYDC)が主導し、中国交通建設(CCCC)がパートナー企業として選定されている。