ミャンマーの来年度天然ガス輸出額は8,000億Ks減の見込み

 来年度(2020年度)の天然ガス輸出額は、2019年度と比較すると8,000億Ks(約623億円)減少する見込みであることがわかった。計画・財務・工業省が発表したもので、7Day Dailyが7月26日に伝えた。

 発表によると、新型コロナウイスの感染拡大により原油価格が下落していることに伴い、天然ガスの国際価格も下落しているため、2019年度の平均単価1MMBTU(100万立方メートル)あたり7.39米ドルが2020年度には6.00米ドルとなると予想している。

 ラカイン州沖のシュエ油田から産出されている天然ガスが中国へパイプラインを通して輸出されているが、現在の輸出単価である8.8米ドルが来年度は5.2米ドルまで下落すると予測。また、原油価格も1バレルあたり65米ドルから20米ドルに下落するとみている。