2019年度10か月半の貿易総額は前年比18億米ドル増

 新型コロナウイルスの影響により経済が落ち込んでいるが、2019年度10か月間の貿易総額は、前年より18億米ドル増加していることが明らかになった。7Day Dailyが伝えた。

 経済・貿易省の統計によると、2019年度の10か月半(2019年10月1日から2020年7月中旬まで)の輸出額は140億米ドル(前年比5億米ドル増)で、輸入額は157億米ドル(前年比13億米ドル増)となっている。

 経済・貿易省のキン・マウン・ルイン報道官は「国際価格の下落により天然ガスの輸出額は減少しているが、米やトウモロコシなどの農産物の輸出が5億米ドル増加している。タイ向けの天然ガスは3億米ドル、縫製製品は6千万米ドル減少した」とコメントした。