ADBと日本政府の融資でバゴー~チャイトー高速道路建設へ

 アジア開発銀行(ADB)と日本政府から融資を受け、バゴー~チャイトー高速道路を建設することがわかった。7月17日の連邦議会で計画・財務・工業省のマウン・マウン・ウイン副大臣が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 これによると、高速道路はバゴーとモン州のチャイトーを結ぶもので、全長62km。アジア開発銀行から4億8,380万米ドル、日本政府から277億7,900万円の融資を受け建設する。高速道路の建設のため、実行可能性調査が2017年4月から2020年2月まで行われている。

 この道路は、ヤンゴン外環道路やヤンゴン~マンダレー高速道路と接続し、東西経済回廊の一部となる。高速道路が完成すれば、同区間の一般道より32km、走行時間も55分短縮できるという。マウン・マウン・ウイン副大臣は「雨季になると洪水が発生し通行止めとなるが、高速道路は高架のためこの問題も解消する」とコメントした。