ミャンマー南部のエビ養殖事業にシンガポール企業が1億1,500万米ドル投資へ

 ミャンマー南部タニンダーリ管区のチャージーオー島に、シンガポール企業が1億1,500万米ドルを投じてエビの養殖事業を行うことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 ミャンマー投資委員会(MIC)が7月10日に投資許可を与えたもので、投資許可が与えられたのはシンガポールのQI Chang Industrierとミャンマー地場のピョー・ミャッ・アウン社の合弁会社South Asia Qichang Seafood Trade Group。両者の持ち株比率は70:30で、NLD政権下で最大級の外国投資案件となる。この事業により、およそ1,000人の雇用が創出されるという。事業はエビ養殖のほか、冷凍倉庫、水産加工、輸出事業が含まれている。

 タニンダーリ管区政府、投資管理局のトゥン・トゥン総局長は「ピョー・ミャッ・アウン社はマングローブを伐採したことで過去に問題となった企業ではあるが、代替となるものを植林しており問題ないと判断した」とコメントした。