ミャンマー国営の製鋼工場が稼働休止中も中国に1日5億Ksを返済中

 ミャンマー中部のマンダレー管区ミンジャンに建設された国営第一製鋼工場は、稼働が休止中も中国に1日あたり5億Ksずつ返済していることが明らかになった。7Day Dailyが伝えたもの。

 計画・財務・工業省のコー・コー・ルイン次官は「テイン・セイン政権からNLD政権に移行する際、ミンジャン製鋼工場は重工業の分野にあたるため、管理が国防省から工業省に移管された」と説明した。

 ミンジャン国営製鋼工場は、2004年に国軍系のミャンマー・エコノミック・コーポレーション(MEC)とイタリアのDanieliが合弁で建設、稼働を開始したが、その際に中国国家開発銀行(China Development Bank)から11億1700万ユーロの融資を受けている。マンダレー管区政府臨時首相によると、1日あたりの返済額は4億9,300万Ksに上っているという。