世銀の借款で天然ガス火力発電所を建設、入札が開始

 電力・エネルギー省は、ヤンゴン市郊外において天然ガス発電所を建設するため入札を行うと発表した。7Day Dailyが伝えたもので、同省によると、天然ガス火力発電所の発電能力は300MW、ヤンゴン市郊外のインセイン郡区ユワーマに建設されるという。

 世界銀行ミャンマー支部のチョー・ソー・リン広報担当者は「既存のユワーマ火力発電所の発電能力の増強、技術の向上、停電の削減を目的としている」とコメントした。

 資金は世界銀行から3億5千万米ドルの借款を受け、その大部分は発電所の建設に使用される見込み。世界銀行の融資条件は年利1.25%、サービス料0.25%、返済据置期間5年、返済期間25年としている。落札者は発電所の設計、機器の設置のほか、試運転および技術指導を行わなければならない。