最低賃金の設定、労働者側が日額7,200Ksを提案

 ヤンゴン管区最低賃金設定委員会の会議が6月16日に行われ、労働者側の代表者が日額7,200Ks(約560円)を提案したことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 最低賃金法によると、2年に1度最低賃金の日額を改定することになっているが、5月14日にその期限が既に満了している。現在の最低賃金の日額は4,800Ks。今回の会議で経営者側が提案した最低賃金に関しては、明らかにされていない。

 労働者側代表のイェー・ウイン・トゥン氏は「1月から労働者の家族が1日にかかっている生活費の実態調査を行っている。その結果、1日に平均7,000Ksかかっていることがわかった。そのため、最低賃金の日額を7,200Ksに設定すべきだと提案した」とコメントした。