学校再開は高等学校から、国家顧問が方針を転換

 アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は、普通教育課程の再開は高等学校から実施すると方針を転換した。7Day Dailyが伝えたもの。

 5月19日に行われたテレビ会議において、アウン・サン・スー・チー国家顧問、教育省初等教育局のコー・レー・ウイン総局長、ミャンマー教職員組合のニー・ラー・ウイン教員、PTA代表のチョー・テーさんらによって、学校の再開時期について話し合われた。

 国家顧問は当初、小学校の低学年から開始したいとしていたが、参加者の意見を受け入れて高等学校から開始することに方針転換した。また、学校の再開時期については7月以降としたが、明確なスケジュールは決定しなかった。

 ニー・ラー・ウイン教員は「低学年の子どもたちにマスクを着用させ、ソーシャルディスタンスを保つことは困難。年上の高等学校の生徒から開始することが望ましい」とコメントした。