世界銀行がコロナ対策として5千万ドルを緊急融資

 世界銀行が、新型コロナウイルス感染の対策費用として、ミャンマー政府に対して5千万米ドルを緊急融資することがわかった。同銀行のミャンマー・カンボジア・ラオス担当が4月20日に発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、緊急融資の目的は新型コロナウイルスの感染患者を治療するための集中治療室の高度化、医療従事者のスキルアップ、地元住民への啓蒙活動に利用されるという。

 対象となるのはミャンマー全国の総合病院8か所、管区・州レベルの病院43か所となっており、人口が多い都市や国外への出稼ぎ労働者が多い地域を優先するという。