上半期の委託加工貿易で23億米ドルを輸出も下半期は不透明

 2019年度上半期の委託加工貿易に基づく縫製製品の輸出額は23億米ドルと好調だったが、新型コロナウイルスの世界的感染拡大により下半期は不透明となっていることがわかった。経済・貿易省のキン・マウン・ルイン報道官が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、2019年度の上半期(2019年10月1日から2020年3月31日まで)の委託加工貿易に基づく縫製製品の輸出額は23億米ドルを超え、昨年の同期間より2億米ドル増加したという。

 キン・マウン・ルイン報道官は「上半期の縫製業の輸出は非常に好調だったが、2月末から始まったコロナウイルスの欧州への感染拡大により先行きが不透明となっている。すでに注文の取り消しや受注減が起きており大きな打撃となることは確実で年間50億米ドルの目標は達成できないだろう」とコメントした。