ミャンマー国軍が新型コロナウイルス対策のために高額の寄付

 ミャンマー国軍が、コロナウイルスの感染防止や医療の拡充のために高額の寄付を行ったことがわかった。7Day Dailyが伝えたもの。

 国軍広報部の発表によると、ミャンマー国軍は新型コロナウイルスの感染拡大防止と医療の拡充のため、総額22億4,536万Ksの寄付を医療関係機関に行った。国軍総司令官のミン・アウン・フライン上級大将をはじめ、准将以上の国軍幹部が給料1か月分、大佐以下の国軍兵士が給料1日分を寄付したという。

 国軍は、海外からのミャンマー人帰国者やコロナ感染者の濃厚接触者に対する隔離・待機のため、ヤンゴン市内の国軍施設に130人、ネピドー市内の国軍施設に188人を受け入れ、国軍病院の医師や看護師が隔離対象者の健康状態を観察している。