ヤンゴンで縫製業など28工場が閉鎖、12,000人以上が失業

 新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響を受け、ヤンゴン管区内で縫製業など28か所の工場が閉鎖し、12,000人が失業したことがわかった。ヤンゴン管区政府、労働・入国管理・人口統計担当のモー・モー・チー大臣が発表したもの。The Daily Elevenが伝えた。

 発表によると、閉鎖の原因は中国から原材料が調達できないこと、赤字が続いていること、土地レンタルに関わる問題などがあげられている。閉鎖に追い込まれた工場のうちもっとも多いのは縫製業で、次いでカバン、靴、段ボールの生産工場が多いという。

 モー・モー・チー大臣は「3月18日にもティラワ経済特区内にある工場1社が閉鎖した。これまで12,000人以上が失業しているとみられ、再就職に向けてヤンゴン管区政府が努力している」とコメントした。