ADB融資による南部高速道路の建設計画が明らかに

 アジア開発銀行(ADB)の融資により、南部高速道路が建設される計画があることがわかった。建設省、道路管理局のチー・ゾー・ミィン局長が発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 発表によると、建設ルートはチャイトー~タトン~バゴー~ヤンゴンで、ヤンゴン市内でヤンゴン市高架道路に接続する。同道路はアセアン各国を結ぶ東西経済回廊の一部にあたるもので、建設中のミャワディ~コカレイ~パアン~チャイトーと接続すれば、ミャンマー国内の経済回廊が1本に繋がることになる。

 チー・ゾー・ミィン局長は「この道路はカイン州とヤンゴンを結ぶだけではない。アセアン各国を結ぶ経済回廊となる」とコメントした。現在、ADBの融資によりカイン州エインドゥ~コカレイ区間の道路建設が進んでいる。また、日本の経済協力によりカイン州内の3か所では新たな橋梁を建設する計画もある。