ラカイン州で大臣搭乗のヘリが攻撃を受ける

 ラカイン州で、社会福祉・救済復興省の大臣が搭乗していたヘリコプターがアラカン軍(AA)とみられる兵士から銃撃による攻撃を受けたことがわかった。7Day Dailyが伝えた。

 ミャンマー国軍のゾー・ミン・トゥン准将の発表によると、ヘリコプターに搭乗していたのは社会福祉・救済復興省のウイン・ミャッ・エー大臣、ラカイン州政府のニープー首相と国軍関係者で、シットゥエからブーディーダウン、マウンドー方面を視察した帰路に地上から銃撃を受け、銃弾がヘリコプターの胴体部分に2発命中したという。ヘリコプターは攻撃を受けたものの、無事にシットゥエ空港に着陸し、けが人はいなかった。

 大臣らはブーディーダウンの難民キャンプを視察し、AAの砲撃により学校に着弾してけがを負った子供たちを慰問していた。