ダウェー経済特区、住民移転の補償費用は投資企業が負担

 ダウェー経済特区の対象エリア内に居住している住民の退去・移転に関わる補償費用は投資企業が負担しなければならないことがわかった。経済・貿易省のアウン・トゥー副大臣が人民代表院(下院)の会議で議員の質問に対して答弁したもの。The Daily Elevenが伝えた。

 これによると、ダウェー経済特区の初期開発エリアは6,928エーカーで、そのうち住民の退去・移転が必要となるエリア6,624エーカー分の補償費用は682億6,400万Ksと算定されている。補償費用は未払いで、実際に投資する企業が割り当てられた面積の割合に応じて補償金を支払う必要があるという。

 ダウェー経済特区管理委員会の担当者は「国際基準に見合った補償費用と、移転後の住居を提供する必要がある」とコメントした。