国内銀行に預金量が増加、預金残高は45兆Ksに

 ミャンマー国内の政府系・民間銀行への預金量が順調に伸び、2019年6月末の時点で国内銀行の預金総額が45兆Ksに達していたことが明らかになった。7Day Dailyが伝えた。

 ミャンマー中央銀行のレポートによると、2019年6月末時点の預金総額は45兆Ksで、そのうち27兆Ksが大型プロジェクトや大企業への融資に充てられているという。2019年1月1日から6月30日までの6か月間で民間銀行への預金額は2兆2,660Ks増加したが、政府系銀行への預金額は減少したという。

 ある金融専門家は「ミャンマーの民間銀行は融資残高より預金残高のほうがずっと多いため、不動産相場が急落しない限り健全な状態にあると言える」とコメントした。ミャンマーの国内銀行は融資する際に土地や・建物などの不動産を担保としているケースが多く、その割合は70%を占めている。