操業停止中の国営製鋼工場の再開を目指し、投資を募集

 赤字経営のため操業が停止されている第1重工業公社傘下の第1製鋼工場(ミンジャン)を再開するため、民間から投資を募集していることがわかった。計画・財務・工業省が1月16日に発表したもの。7Day Dailyが伝えた。

 同省の発表によると、この工場は2004年にマンダレー管区ミンジャン郡サーカー村付近の600エーカーの土地に建設されたもので、当時は国軍系のミャンマー・エコノミック・コーポレーション(MEC)とイタリアのDanienliの合弁により設立されたという。その後2012年に国営化され、第1工業省第1工業公社が管理・運営していたが、赤字経営が続いたためNLD政権の2017年に操業を停止することが連邦議会で決定された。

 工業省大臣の連邦議会での証言によると、総投資額は5,500億Ks。製鋼製品の生産能力は年180万トンで、ミャンマー政府は生産ラインを売却するか賃貸したいとしている。事業に興味がある企業(国内外問わず)は関心表明書(EOI)を提出するよう呼びかけている。