世界銀行が2019年度の経済成長率を6.4%と予測

 世界銀行は、2019年度(2019年10月1日から2020年9月30日まで)の経済成長率を6.4%と予測した。1月14日に行われたミャンマー経済に関する定例報告会で発表されたもの。7Day Dailyが伝えた。

 これよると、2019年度のミャンマー経済は運輸・通信分野への民間投資や総選挙前に行われるインフラ分野への公共事業の拡大、外国投資と資金のさらなる流入、電力分野の発展、外国銀行の融資で建設・貿易分野の資金調達が容易になることなどから確実、堅調な伸びが期待できるという。そのため、世界銀行は昨年度の経済成長率である6.3%から0.1%増の6.4%と算出した。

 マイナス要因としては、国内製造産業の資金や技術不足により生産量が伸びないこと、国土の3分の1を占める地域で国軍と武装勢力による紛争が続いていることなどが指摘された。