習近平国家主席がミャンマー訪問、記念式典に出席

 中国の習近平国家主席が1月17日、首都ネピドーに到着し、ウィン・ミン大統領は歓迎式典で迎えた。その後、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と会談を行い、ミャンマー・中国の国交樹立70周年記念式典に出席した。7Day Dailyが伝えた。

 ウィン・ミン大統領は「習近平国家主席のミャンマー訪問は両国にとって歴史的な出来事になる。今回の訪問は非常に重要だ」とコメントした。習近平国家主席を乗せた特別機がミャンマー領空に入ると、ミャンマー空軍の戦闘機2機が護衛するなどミャンマー政府は異例の対応を行ったという。

 両国政府は1月18日に、政治・経済や職業訓練校の設置など20本におよぶ協力文書に署名することになっており、ミャンマー・中国国境経済ゾーン、チャウピュー経済特区・深海港の開発、ムセ~マンダレー高速鉄道、雲南省とチャウピューを結ぶ高速道路に関する覚書が含まれる。