電力・エネルギー省、中国企業と売電契約に調印
電力・エネルギー省は11月5日、中国企業のチャウピュー・エレクトリック・パワー(KPEP)と売電契約に調印した。The Daily Elevenが伝えた。 KPEP社はミャンマー地場のSupreme Groupとの合弁企業で、ミャンマー西部ラカイン州のチャウピューに天然ガス発電所を建設する。電力・エネルギー省との契約はBOT(建設・運営・譲渡)方式で、発電能力は135MW。2022年の完成を見込んでいる。ネピドーで行われた調印式には電力・エネルギー省のウイン・カイン大臣、トゥン・ナイン副大臣、キン・マウン・ウイン副大臣、次官、総局長などが出席した。 チャウピューには中国がマデージュン深海港を建設済みで、中東から輸送された原油を、パイプラインを通し中国雲南省に送出している。ラカイン州沖のシュエ油田から産出された天然ガスもパイプラインを通して中国へ輸出されている。一方、中国がチャウピュー経済特区を開発する計画があるが、これは頓挫している。