台風1号が発生、週末にかけミャンマーにも影響か

日本の気象庁は1日、南シナ海で発達中の熱帯低気圧が、台風1号(パブーク)になったと発表した。元日の台風発生は、気象庁が台風の統計をとり始めた昭和26年(1951年)以降で、最も早い記録となった。

日本時間2日15時現在、台風の中心気圧は1000hPaで、中心付近の最大風速は18m/s。南シナ海を西へゆっくり進み、5日15時にはベンガル湾に達する見込みで、ミャンマーへの影響も懸念される。

このまま勢力を維持または拡大してベンガル湾に出ると、日本の気象庁の監視は終了し、台風では無くなり「サイクロン」として分類される。もしこの台風1号がサイクロン化した場合、21年ぶりとなる。
(画像:気象衛星ひまわり8号より:2019/01/01 17:00 JST)