ミャンマーの最低賃金法を見直し、6か月に1回改定を検討

 上院(民族代表院)の国内・国外労働委員会は、最低賃金法を見直し6か月に1回改定できるように法律を改正すると発表した。同委員会のチョー・トゥエー委員長の発表を7Day Daily紙が伝えた。

 最低賃金設定国民会議の議長は労働・入国管理・人口統計省の大臣で、労働局の官僚、経営側の代表、労働者側の代表を含む27人で構成されている。

 チョー・トゥエー委員長は「現行の最低賃金法では2年に1回改定することになっているが、これでは物価の上昇により労働者の生活が苦しくなっていることに対応できない。6か月に1度物価や生活状況を調査し、大統領府に報告できるようにする。最低賃金設定国民会議の手続きも迅速化する」とコメントした。