中央銀行、ミャンマー国内での外貨使用に処罰を検討

 ミャンマー中央銀行は、ミャンマー国内での米ドルなどの外貨の使用に関して、処罰する方向で検討していることがわかった。11月20日に行われた民族代表院の会議で議員の質問に答えたものを7Day Daily紙が伝えた。

 ミャンマー中央銀行は、国内で外貨による取引をしないよう2015年に1回、2016年に1回、2018年に1回、通達を出しているが、ホテル、航空会社、レストラン、土産物店、外国人に対する賃貸などで米ドルが広く使用されている。

 ミャンマー中央銀行のボー・ボー・ゲー副総裁は「外貨管理法を改正し、米ドルなど外貨建てで物を売ったり、サービスを提供したりした者を処罰できるようにする。一定の期間は周知期間として大目に見るが、その後は厳しく取り締まる」とコメントした。