ミャンマー10月のインフレ率は6.34%、今年最大に

 10月のインフレ率は6.34%で、今年最大となったことがわかった。7Day Daily紙が伝えた。

 計画・財務省、中央統計局によると、2018年1月のインフレ率は4.16%だったが、8月は5.50%、9月は5.94%、10月は6.34%と3か月連続で上昇している。同局は毎月4億5千万米ドル分を輸入しているガソリンや軽油など石油製品の上昇が原因であると分析している。

 一方、経済専門家のゾー・ペー・ウイン氏は「ガソリン価格の上昇に加えて、10月と11月は寺院や僧侶に対する寄付や会社の上司に対して贈り物をする季節と重なっているため、物資の購入需要が高まり、これがインフレ率の上昇を招いている」とコメントした。