風力発電の実現可能性調査が終了、具体化はまだ

 電力・エネルギー省は、3つの管区と6つの州で風力発電事業が可能かどうかの実現可能性調査が終了したことを発表した。同省のトゥン・ナイン副大臣が11月16日に行われた民族代表院(上院)の会議でチン州選出の議員の質問に答えたもので、The Daily Eleven紙が11月17日に伝えた。

 同副大臣によると、タイのグンクル・エンジニアリングがタニンダーリ管区、モン州、カイン州、シャン州、カヤー州を、シンガポールのエーシャ・エコエナジー・デベロップメントがラカイン州、エヤーワディ管区、ヤンゴン管区を、中国のChina Three Gorges(CTGC)がチン州、ラカイン州、エヤーワディ管区をそれぞれ担当し、実現可能性調査を行ったことがわかった。副大臣は、中国のCTGCが2013年に風力を計測するタワーを8か所建設し計測を行ったことを説明した。チン州に風力発電所を建設する計画はまだないという。