ヤンゴン市内の駐車料金の徴収は見送り

 ヤンゴン市開発委員会(YCDC)は、11月1日から車道上の駐車に対して駐車料金を徴収する予定だったが、当面見送ると発表した。The Voice紙が伝えた。

 同委員会のタン副事務局長の発表によると、市内の繁華街を対象に8つのゾーンを設定し、ゾーンごとに入札を行ったところ、3つゾーンで落札者が決定したが、5つのゾーンで入札が不調に終わったため、駐車料金の徴収業務の委託はしばらく見送ることになった。

 タン副事務局長は「手作業による料金の収受業務は中止することにした。スマートカードによる駐車料金の収受業務の入札を新たに行うことにする」とコメントした。ヤンゴン市開発委員会(YCDC)は8月にヤンゴン市内のバズンダウン、ボータタウン、チャウダダー、バベーダン、ラタ、ランマドーの6郡区を8つのゾーンに区分し、駐車料金の収受業務を請け負う業者を選定するために入札を行っていた。