ミャンマー地場企業が中国と合弁で電気自動車をSKD生産へ

 中国の自動車メーカーYue Diと地場のカイン・カイン・サンダ・モーターカーKsDは、合弁で電気自動車(EV)をヤンゴン管区内で組立生産することを明らかにした。両社の発表をThe Voice紙が9月27日に伝えた。

 発表によると、電気自動車のバッテリー、ボディ、ガラス、部品などはすべて中国で生産し、ミャンマーで組み立てる。工場は、ヤンゴン管区シュエピーター工業団地内に建設された。両社は年間2,000台を目標に10月末から組立生産を開始するとしている。

 当面、販売されるモデルはKsD-V1(最高時速80キロ、航続距離800キロ)とKsD-V2(最高速度50キロ、航続距離110キロ)の2種類。5年間のメーカー保証がつく。
 同電気自動車を購入した場合、ヤンゴン管区内での登録も可能となる。電気自動車の組立生産に関してはハンガリー政府も工業省に対して提案している。