米国の高関税に中国がミャンマー生産へのシフトを検討

 米国のトランプ大統領が中国製品の輸入に対して25%の高関税を課すと発表したため、中国の多くのメーカーがミャンマー生産にシフトすることを検討していることがわかった。投資企業管理局(DICA)のタン・アウン・チョー副総局長が6月20日に行われたミャンマー・韓国投資促進セミナーで発言したものを7Day Daily紙が6月21日に伝えた。

 同副総局長は「米国が中国に高関税を課すことは周知のとおりだ。このため、中国の有名企業がミャンマー生産にシフトしたいため問い合わせが入っている」とコメントした。

 中国企業の一部は、ティラワ経済特区内に投資したいと現地視察を開始しているという。