自動通関システム、タイ国境で3月より試験運用開始

ミャンマー税関は、ミャンマー・タイ国境の町ミャワディに自動通関システム(MACCS)を3月から導入すると発表した。ミャンマー税関のウイン・タン局長の話を7Day Daily紙が2月5日に伝えた。
同局長は「ミャワディは国境貿易ではムセに次ぐ2番目の規模がある。ヤンゴン港でMACCSの運営が成功しているため、ミャワディにも導入する。3月から試験運用を開始し、6月から本格的に運用を開始する。ミャワディが成功すれば今後、ムセやタチレクにも導入していく」とコメントした。同システムに参加する輸出入業者、物流関係者は2月19日から3月2日までに登録手続きを行う必要がある。
MACCSの開発、運用には、日本政府が資金や技術的、人的な援助を行っており、無償協力として39億9千万円が拠出された。