ミャンマーの中小企業への融資、返済利息の軽減を発表

計画・財務省のチョー・ウイン大臣は、ミャンマー経済銀行が中小企業に融資する際の返済利息を年利8%~9%に引き下げると発表した。The Voice紙が12月12日に伝えたもので、大臣は「小規模の零細事業や中小企業が返済利息8%~9%の低利で融資が受けられるようにするための準備は整っている。まず輸入品を代替できる製造業に対して優先的に融資を行う」とコメントした。
現在の返済利息は年利13%で、無担保の場合は2千万Ks、担保を差し入れた場合は4億Ksまで融資が可能。大臣は「小規模零細事業、輸出促進事業、輸入代替品事業に対して優先的に融資を行い、政府がこれらの事業を優先して後押しする」と述べた。
ミャンマー商工会議所連盟のタン・マウン法律顧問は「ミャンマーにおいて中小企業が事業を行うのは非常に困難だ。中小企業を発展させるための『中小企業発展法』というものがあるが、実際には法律は何の助けにもならない。返済利息13%というのは非常に高い。つまり、融資を受けても採算が合わないということだ」と指摘した。