デング熱の患者数が昨年の4倍に、ミャンマー保健・スポーツ省が警戒呼びかけ

 保健・スポーツ省、ヤンゴン管区保健局は、デング熱の患者数が昨年の4倍に増えていると警戒を呼びかけた。同局の発表によると、ヤンゴン管区内におけるデング熱の患者数は、2016年1月から4月末までは214人だったが、今年の同時期では954人に増えているという。
 昨年1年間のヤンゴン管区内におけるデング熱の患者数は2,185人で、死者は19人だった。今年は大流行の兆しがあるとして、ボウフラの駆除を行うなど対策に追われている。
 デング熱は3歳から15歳の子供に発生しやすく、3年に1回大流行する傾向がある。
[7Day Daily] 2017/5/10