ミャンマーのICTセンター開発計画が頓挫

ヤンゴン市郊外、タンリン郡付近の370エーカー(1エーカーは約4000平米)の土地を利用してICTセンターを開発する計画が前政権時代に進んでいたが、新政権移行後に頓挫していることがミャンマーコンピューター協会の話によりわかった。
同協会のクン・ウー会長は「事業権を取得するために政府に書類を提出してある。この事業は国民全体に有益なので、許可が出るものと信じている。政府側に何か誤解があるのではないかと心配している」とコメントした。計画では2016年中に開発工事を開始する予定だったが、現在まで何も進んでいない。
ミャンマーコンピューター協会は370エーカーの土地を取得するため、1エーカーあたり1,000万Ksで農家から購入。すでに総額で37億Ksを投じている。開発エリアのうち、100エーカーは国内の開発事業者に、270エーカーは国外の開発事業者に委託することになっている。
[7Day Daily] 2017/2/6